【ガルパン】戦車が飛んだっておかしくない

ＨＡＨＡＨＡガルパンの世界で戦車が飛ぶのは日常茶飯事さ

そろそろレオポンチームのVTOLスイッチを押してほしい。

ロシア・戦車バイアスロンの会場にて､
観客『戦車が飛んだ？いつものことだろｗｗ。』

忍「・・・」

ここで「戦車が飛ぶ」がネタだと思っている人達の為に、イカロス出版の「ミリタリー・クラシックス」第63号(2018年秋)のT-34特集に、洋書からの引用として紹介されていた話を書いて置くよ

BT戦車シリーズが主力だった頃のソ連軍は、機動力の高いBT戦車が前線を突破後に敵後方の指揮・通信・補給の中枢へと急進撃する際、障害となる橋の無い小川や幅の狭い塹壕等を高速ジャンプで飛び越える事で「工兵による架橋作業の手間を省いて時間との戦いである機動戦局面で迅速に躍進出来る」と期待していたらしい
つまり、大戦間のソ連軍は「戦車ジャンプ」を戦術としてマジで期待しており、実際にBT戦車によるジャンプは第一線部隊の乗員達に命じられた忠誠心と精勤を競うチャレンジ項目となり、遂にはそのジャンプ距離を競う事さえあったとか

以上の経緯を知ると、今日のロシア軍が戦車バイアスロンや兵器ショー等でやっている戦車ジャンプも「実は、ちゃんとした歴史のある伝統芸だったのか」と思ってしまう

妙ちゃん椅子無かったんか
元々そういう仕様なのか