【WoWS】砲戦特化の日駆ってどうなん？ 他

どれくらい経ったろうか、NAGATOははっと目覚めた。どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ。冷たい北極光の月が現実に引き戻した
「やれやれ、帰ってトレーニングをしなくちゃな」NAGATOは苦笑しながら呟く。ESCキーを押した時、NAGATOはふと気付いた
「あれ・・・？カウントが始まっている・・・？」
画面を戻したNAGATOが目にしたのは、大海原を埋めつくさんばかりの大艦隊だった。千切れそうなほどに軍艦旗がはためき、地鳴りのように機関の音が響いていた
どういうことか分からずに呆然とするNAGATOの背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「NAGATO、CAP支援だ、早く行くぞ」声の方に振り返ったNAGATOは目を疑った「て・・・TENRYUさん？」 　「なんだビッグセブン、居眠りでもしてたのか？」
「み・・・MIKASAコーチ？」 　「なんだNAGATO、かってにMIKASAさんを記念艦扱いしやがって」「TACHIBANAさん・・・」 　NAGATOは半分パニックになりながらMM表を見上げた

A TIRPITZ　　　　　　IOWA A
NAGATO　　　　　　AMAGI
A MIKASA　　　　　　IBUKI A
IBUKI　　　　　　　　IBUKI B
D.DONSKOI　　　　　ROON
B ATAGO　　　　　　ADMIRAL
NEW ORLEANS　　MOGAMI
YORCK　　　　　　MOGAMI
B TENRYU　　　　　MYOKO
UDALOI　　　　　FLETCHER B
FUBUKI　　　　　FLETCHER B
B TACHIBANA　　　BLYSKAWICA

暫時、唖然としていたNAGATOだったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝て・・・」

三分後、AFKで冷たくなっているNAGATOが発見され、吉村と村田はKAWACHI船室で静かに息を引き取った